Instagram広告の入稿、どうやったらできる？と運用で困った方に向けて、画像付きで詳しく解説します。
全世界で10億人ほどが利用しているInstagramは、ストーリーやハッシュタグ、画像などを使うことで、より親和性の高いターゲットに情報を届けることができます。 商材によっては大変相性がいいものもあるでしょう。
日本だけに絞っても4,500万人のユーザーが存在します。特に10代から30代の女性ユーザーが多く、この層をターゲットしているサービスや商材は、InstagramでPRするのが効果的。
商材によっては、PPCやTwitterに広告を出すよりも、遥かに高いコンバージョンが期待できます。
とはいえ、Instagram広告の入稿経験がないという企業や担当者もいるでしょう。本記事では、Instagram広告の入稿方法について、画像付きで詳しく解説します。
本記事を見ながら手続きすれば、簡単に入稿できるはずです。
ぜひ、参考としてください。
Instagram広告入稿の事前準備
Instagram広告を入稿する方法はいくつか存在します。
ただ、多くの場合は、Facebookビジネスマネージャーを使って入稿されます。
InstagramはFacebookの関連サービスなので、Facebookビジネスマネージャーから設定できるというわけです。
ちなみにFacebookビジネスマネージャーを使うには、Facebookアカウントの登録が必要です。
もし作っていないのであれば、Facebookでアカウントを作成しましょう。
まずは、Facebookビジネスマネージャのアカウントを作成しましょう。
こちらから作成できます。
リンク先は上記画像のようになっているはずです。
下方向にスクロールもできますが、今は必要ありません。
まずは画像右上、「アカウント作成」をクリックしましょう。
アカウントの作成画面が立ち上がります。
ビジネス名と名前、そして認証用アドレスを入力します。
画像内部にも記述されていますが、「ビジネスおよびアカウント名」は、仮のものでも問題ありません。
全て入力したら、画面右下「次へ」をクリックします。
所在地の住所や電話番号、 Webサイトのアドレスを入力します。
ちなみにWebサイトも、入力が必須となっています。
デフォルトでは、利用目的が「自社の製品やサービスを宣伝」となっていますが、これは変更する必要はありません。
入力後、右下の送信をタップ。
先ほど入力したメールアドレスへ、承認用メールが送信されます。
これはメールを開いて、「承認する」というボタンを押すだけです。
すると、Facebookビジネスマネージャーが閲覧できるようになります。
続いて、「InstagramとFacebookの連携」を実施します。
画面左中央部、「アカウント」をクリックしましょう。
プルダウンでメニューが表示されます。
うち、青字になっている「Instagramアカウント」をクリック。
ダッシュボード内のメイン画面が、上記のように切り替わります。
追加をクリックします。
すると、どのInstagramアカウントと連携するか問われます。
連携したいInstagramアカウントのログイン情報を入力しましょう。
入力が完了すると、上記画像のように、連携したInstagramアカウントが表示されます。
これで、FacebookビジネスマネージャーからInstagram広告を入稿する準備が整いました。
入稿するInstagram広告の詳細設定
続いて、入稿するInstagram広告について、詳細な設定をおこないます。
左カラムにある「アカウント」をクリックして、メニューを開きましょう。
うち、画像内で青文字になっている「広告アカウント」をクリックします。
メインカラムが、上記画像のように切り替わるはずです。
このまま、「追加」をクリックします。
上記のようなポップアップが表示されます。
広告IDを入力して、画面右下「広告アカウントを追加」をクリックします。
新しい広告アカウントを作成します。
入力が完了したら、画面右下「次へ」をクリックしてください。
再びFacebookマネージャーのトップページに戻ります。
左上のキューブマークをクリックし、「広告マネージャー」を開きます。
広告マネージャーが開きました。
画像左側にある「＋作成する」をクリックします。
上記画像のような画面が開きます。
得たいコンバージョンと合致するものを選択しましょう。
これ以上細かい選択肢はないので、現段階ではもっとも近しいものを選択すれば、問題ありません。
本記事ではいったん、利用されることの多い「エンゲージメント」を選択します。
選択したら、画面下へとスクロールします。
上記のようなエリアが表示されます。
「A/Bテストの作成」と「キャンペーン予算の最適化」は、複数の広告を運用する場合に有効です。
設定し終わったら、下部にある「広告アカウントを設定」をクリックします。
アカウント設定の画面に偏移します。
基本的にはデフォルトで問題ありません。
ただしサービスや商品を海外にもプロモートしたい場合は、時間帯については検討する必要があります。
ここは運用開始前に、最適化しておきましょう。
続いて、オーディエンス（リーチするユーザー層）について、詳細な設定をおこないます。
オーディエンスについては、
- 地域
- 年齢
- 性別
- 言語
- つながり
の設定で、セグメントを取り出せます。
また、「詳細ターゲット設定」を利用して利用者層や関心などについて設定すれば、さらに精密なセグメントが取り出せます。
ただし、あまりセグメントを細かくしすぎると、リーチ数が少な_くなってしまう点には注意。
リーチ数については、右カラムのメーターで確認できます。
また、メーター下部の部分で、リーチされる想定ユーザー数も確認可能です。
さらに下方向へスクロールすると、「配置」と「最適化と消化額のコントロール」を設定するエリアが表示されます。
基本的にはデフォルトの設定で問題ありません。
もし初回の入稿であれば、デフォルトがおすすめです。
次の画面で、Instagram広告のクリエイティブ設定をおこないます。
もっとも重要なのは、画面中央、広告の形式です。
エンゲージメントの場合、利用できるのは「1件の画像、または動画」のみです。
ただし他のコンバージョンで設定していた場合は、
- カルーセル
- ストーリーズ
- コレクション
といった広告形態も選択可能です。
ちなみに「インスタントエクスペリエンス」を利用すると、より大きなプロモーション効果が得られるようになります。
必要であれば設定しておくとよいでしょう。
同ページ内では、広告に付帯する「メインテキスト」と「見出し」も設定します。
必ず設定しておきましょう。
最下部では、トラッキング設定がおこなえます。
ただし、初回のInstagram広告入稿であれば、あまり変更を加えないことがおすすめです。
全ての入力が完了したら、画面右下、「実行する」をクリックします。
支払い画面に偏移します。
支払い方法を入力後、画面右下「次へ」をクリック。
最終確認をして、Instagram広告の入稿は完了となります。
まとめ
Instagramへ入稿する方法はいくつか存在します。
しかし、多くの場合は、Facebookビジネスマネージャーが使われています。
もっとも利便性が高いので、よほどの理由を持っていない限り、この方法で問題ないでしょう。
Instagram広告は、時として劇的なプロモーション効果をもたらします。
特に冒頭で述べた「10代〜30代女性」がターゲットの商品やサービスを持っている場合、ぜひInstagram広告でPRしたいところです。