Twitter広告の種類・画像サイズを解説! ターゲティングと費用にも触れます。
「Twitter広告の種類や画像サイズがよくわからない」「Twitter広告にはどれくらいの費用がかかるのか知りたい」と、感じているWeb担当者も多いでしょう。
重要なプロモーション活動において、上記のような点は、当然おさえておく必要があります。
本記事ではTwitter広告の種類や、画像サイズについて詳しく解説します。
また、費用やターゲティングといったところについても触れています。
本記事を読めば、Twitter広告のことは、ほとんど理解できるはずです。
Twitter広告の種類と画像サイズ、費用
画像を用いたTwitter広告は、以下の3種類です。
Twitter広告にプロモツイート、プロモアカウント、プロモトレンドの3種類があります。それぞれの特徴について紹介します。
プロモツイート
- 費用:10円~(オークション形式)
- 画像サイズ:通常のツイートにおける画像サイズに準ずる(横800 x 縦418ピクセル)
Twitter広告において、もっとも基本的な広告です。
多数のユーザーに対して、プロモツイートが発信されます。プロモツイートは、ユーザーのタイムライン上で、通常ツイートに紛れるかたちで表示されます。
プロモツイートには、右下に「プロモーション」という表示がなされます。
またプロモツイートは、通常のツイートとおなじく、「いいね」や「リツイート」が可能です。
リツイートされることに対して、費用は発生しません。
つまり不特定多数のTwitterユーザーにより、二次拡散プロモーションが無料でおこなわれる可能性があります。
アプリのダウンロード数や、起動回数を増加させる手段として、好んで用いられるプロモーション形態です。
プロモアカウント
- 費用:1フォロー獲得につき40円~100円
- 画像サイズ:画像使用なし
プロモアカウントは、アカウント本体を不特定多数へ認知させるものです。
不特定多数のTwitterユーザーに対して、「おすすめユーザー」として表示されます。
プロモアカウントは、アカウント本体の認知およびフォロワー獲得に適しています。
また、アプリのダウンロード数やPV数も獲得可能。
たいへん汎用性の高いプロモーションとして評価されています。
ちなみに、Twitterユーザーがアカウント本体と関連づいたワードで検索した場合にも、検索結果でアカウント本体が表示されます。
またプロモアカウントには、「プロモーション」というラベルがつく仕組みです。
プロモアカウントを打ち出した後の展開としては、フォロワーへの情報発信がセオリー。
大量に獲得したフォロワーへ肝心なプロモーションをおこなうことで、よりよい結果が得られます。
また、プロモアカウントの費用は成果型です。
フォロワーが一人増えるたびに、40円から100円の費用が発生します。
コストだけ掛けてリターンが得られないというパターンは避けられます。
一方で、プロモーション効果が良すぎると、青天井に費用がかさむ点には注意が必要です。
プロモトレンド
- 費用:420万円/24時間
- 画像サイズ:横800x縦418ピクセル(縦横比1:1なら横800 x 縦800ピクセル)
プロモトレンドは、Twitterの「トレンド」欄の最上位もしくは二番目に情報を掲載するものです。
また、プロモトレンド画像の右下に「プロモーション」のラベルが表示されます。
ハッシュタグを設定することも可能です。
PVされることの多いトレンド欄に広告を打てる、強力なプロモーション。
費用は420万円と高額ですが、それ相応、場合によってそれ以上のリターンが得られます。
キャンペーンの告知や販促、認知拡大という点では、非常に大きな効果が見込めます。
プロモトレンドがクリックされると、プロモーション内容に関連した検索結果が表示される仕組みです。
プロモトレンドは、1日1回、1社のみの募集です。
動画によるTwitter広告
動画によるTwitter広告もあります、
なお、画像ではなく動画によるTwitter広告も存在します。
プロモ形態としては、
- プロモビデオ
- インストリーム動画
の2種類があります。
プロモビデオは、プロモツイートと酷似したプロモーションです。不特定多数のTwitterユーザーに対して、動画が添付されたツイートが表示されるようになります。画像だけでは訴求しきれない製品やサービスをプロモーションしたい場合、たいへん役立ちます。
インストリーム動画は、Twitterユーザーが何らかの動画を再生しようとした場合、再生前に挿入されるものです。
プロモビデオよりも視聴される可能性が高く、プロモーション効果は絶大です。
両者とも、一定秒数再生されない限り、課金されない料金形態。
またTwitterユーザーが動画を拡大した場合にも課金されます。
画像で訴求しきれない場合は、動画によるプロモーションも選択肢として考えられます。
Twitter広告におけるターゲティングについて
Twitter広告を運用するうえで、ターゲティングは非常に重要です。
ただTwitter広告の場合、出稿時に、ある程度ターゲティングができるようになっています。
Twitter広告におけるターゲティングは、以下の3種類です。
ハンドルターゲティング
指定したユーザーの閲覧者に対して、広告を表示させるものです。
もしくは、それに関連づいたユーザーの閲覧者に対して表示させることも。
指定したユーザーのフォロワー規模次第では、爆発的なプロモーション効果が得られることも。
できるだけ多くのフォロワーを抱えているユーザーを指定するのがセオリー。
ただしフォロワーが少なくても、インプレッションなど数の多いアカウントでも、高い効果が発揮されることもあります。
キーワードターゲティング
キーワードターゲティングは、ユーザーがつぶやいた単語に対してターゲティングします。
また、ユーザーの検索行為も対象に入れることが可能です。
つまりプロモートしたい製品やサービスに近しい分野への興味を持っているユーザーへ、ターゲティングするというわけです。
汎用性が高く、3種類の中でもっとも広く利用されています。
インタレストターゲティング
ユーザーの興味あるカテゴリーを、ねらい撃ちするターゲティング。
出稿時、カテゴリーとサブトピックこと細かく指定できます。
カテゴリーは25個、サブトピックは350個の中から選べます。
カテゴリーとサブトピックの適切なチョイスにより、効果的なプロモーションが実現できます。
ただし、あまりにもサブトピックを絞り込みすぎると、リーチ数そのものが減ってしまうという側面も。
リスクとリターンを見比べて、ベストなインタレストターゲティングを実現することが重要です。
まとめ
- 画像をもちいたTwitterターゲティングは3種類
- プロモツイート、プロモアカウント、プロモトレンドの3つ
- プロモツイートは、通常のツイートと同じように、タイムライン上で表示される
- プロモアカウントは、おすすめユーザーとして不特定多数へサジェストされる
- プロモトレンドは、「トレンド欄」に広告が表示される
- 画像で事足りなければ、動画によるプロモーションも可能
- Twitter広告出稿時、3種類の方法でターゲティングがおこなえる
適切なプロモーション形態をチョイスし、精密なターゲティングの実施が、たいへん重要となります。
うまく行けば、CPC(CPM)をはるかに超えるプロモーション効果が得られるでしょう。