ビジネス的にTwitterを運用する場合、ツールの導入は欠かせません。アカウントの規模が一定以上になると、マンパワーではとうてい運用できません。
こういった問題を解決するため、Twitter運用を補助する便利なツールが、数多くリリースされています。
本記事では、Twitter運用において役立つ、便利なツールを紹介します。
本記事を読めば、Twitter運用において高確率で必要となるツールは、すべて把握できるはずです。
Twitter運用時、用意しておきたい便利なツール4選
最低限Twitter運用時に用意しておきたいツールは、下記4つです。
いずれも非常に強力なツールであり、Twitterの運用をおこなううえで、たいへん便利です。
Social Dog(ソーシャルドッグ)
Social Dogは、ビジネス的にTwitterを運用するうえで、ほぼ必須となるツールです。
フォロワー・フォローの管理やインプレッション分析、ツイート分析など、機能はこれ以上なく充実しています。
その他、
- 特定のキーワードをツイートしたユーザーを自動的にフォローする
- 「いいね」、「リツイート」などを自動でおこなう
- デイリーレポート
- フォロワーコピー(別アカウントのフォロワーをフォローする)
- アクションを代理させる
など、多種多様な機能が盛り込まれています。
特に「アクションを代理させる」機能は、汎用性が高いです。
たとえば、
- 「特定のアカウントをフォローしている人のツイートに、いいねをする」
- 「フォローされた場合、フォローした人のフォロワーをすべてフォローする」
など、細かなアクションを代理させられます。
他にも、数えきれないほどたくさんの機能が搭載されています。
Twitter運用をおこなうのであれば、まずSocial Dogの導入が必須です。
ほとんどの企業アカウントが、Social Dogを使っているともいわれています。
これを利用し始めないことには、同じ土俵に立てません。
もちろん最終的には、Social Dogよりもフィットするツールにバッティングすることもあるでしょう。
とはいえ、ツールによるTwitter運用を始めて実施するうえでは、まず触れておきたいところです。
ちなみに有料プランもあります。
とはいえ、Twitter運用を開始した時点であれば、まずは無料で使ってみるのがよいでしょう。
なぜなら、無料プランでもじゅうぶんすぎる可能性があるからです。
まず無料プランで運用し、必要があれば有料プランへの移行を検討するとよいでしょう。
meyou.jp(ミーユー)
meyou.jpは、国内限定で、Twitter上にあるアカウント情報を高精度にキャッチできるものです。
Twitterを運用する場合、外部情報が必要となることもあるでしょう。
meyou.jpは、そういった外部情報を取得するうえでたいへん役に立つものです。
膨大な数のセグメント(芸能人・声優・アニメ・アーティストetc…)に分けられたアカウントを分析できます。
ツイート履歴やツイートの性質と割合、ツイートをしている時間帯なども確認できます。
トピックの収集や、競合アカウント分析においては必須となるでしょう。
また、meyou.jpは、基本的には無料で利用できます。
他にも有料で似たようなツールはありますが、正直meyou.jpがある中でコストを発生させる意味合いは、ひとまず薄いです。
運用が拡大した段階で、Meyou.jpから有料ツールへの移行を検討することが推奨されます。
エンゲージマネージャー
エンゲージマネージャーは、非常に珍しい日本製のTwitter運用ツールです。
英語を日本語訳にしていないので、ユーザービリティの高さが魅力的。
日本製のツールらしく、サポートも充実。
きちんとTwitter運用に落とし込めるまで、技術的なアドバイスが受けられます。
ちなみにTwitterだけではなく、
- Google+
- YouTube
- Mixi
も一括管理できます。
Twitterだけではなく、他のSNSとのシナジーを求める場合、エンゲージマネージャーは非常に強力。
エンゲージマネージャーは、複数人でアカウントを管理することが前提の作りになっています。
内部メッセージによる情報共有、投稿内容の通知など、チームでの運用と相性がよいです。
唯一の欠点はMixiという、全盛期を過ぎたSNSと連携していながら、Instagramとは連携していところです。
利用料金は150,000円/月。
各種SNSで手広くマーケティング活動しているのであれば、エンゲージマネージャーは値段以上のパフォーマンスを発揮するでしょう。
Beluga(ベルーガ)
Socialは、総合的にTwitterアカウントを管理するツールです。
Belugaは、でできることは、非常に多いです。
ひとつのツールで広範囲を管理できるので、たいへん便利でしょう。
- 複数人でのアカウント運用を最適化する
- 競合他社の情報をキャッチし、視覚化してデータとしてアウトプットする
- さまざまなサマリやグラフを用いて、施策の効果をレポートする
- 別アカウントからのインプレッションを集計、管理する
- リプライを任意のセグメントで分類する
また、ユニークな機能として、「炎上対策」というものも用意されています。
急激なインプレッションの向上を察知し、炎上が回避されやすくなるでしょう。
炎上は、Twitter運用においてたいへん大きなリスクです。
これをカバーされているのは、ひじょうに魅力的なポイントです。
導入時の初期費用は100,000円、その後月額50,000円となっています。
Twitter運用が便利になるツールを使う上での注意点
上記のツールを導入すれば、Twitter運用はたいへん便利なものとなるでしょう。
とはいえ、たくさんツールを導入すればよい、というわけではありません。
ツールとは別のところで、
- KPI、KGIの設定
- ペルソナの設定
- Twitter上におけるポジション取り
- 運用ガイドラインの策定
などは、基本的にマンパワーでおこなうこととなるでしょう。
ツールは便利ですが、あくまでこれらをアシストするものです。
ツールばかりに頼るマインドだけは、持たないようにしましょう。
まとめ
以上がTwitter運用においておすすめできるツールです。
個人アカウントならともかく、企業アカウントを運用するうえでは、確実にツールは必要です。
便利なツールがあれば、アカウント管理のイージー化や、PR効果向上が期待できます。
ぜひツールを利用して、よりよいTwitter運用を実現しましょう。