世界中に20億人以上のユーザーを抱えるFacebook。広告無しでオーガニックで自社のフォロワーや投稿へのエンゲージメントやリーチを増やすには、限界がある昨今、Facebookに広告を入稿することで得られるPR効果は大きいものがあります。
あらゆる年齢層のインプレッションが揃っており、あらゆる層がターゲットとなっているサービスや商材は、Facebookでアピールしておきたいところ。
また、どのようなセグメントを取っても、多数のユーザーへリーチできます。
とはいえ、ある程度の企業のネームバリューや店舗(オフライン)での自社の認知や運用しているFacebookページの認知を広げられる場合、ある程度のフォロワーの獲得ができるため、Facebookにおける広告運用を進めていないとい企業や担当者もいることでしょう。
費用面との兼ね合いもありますが、一度は試すべき価値がある広告形態です。
本記事では、Facebookにおける広告の入稿方法を、写真付きで詳しく解説します。本記事を読みながら作業を進めれば、容易に入稿できるはずです。
ぜひ、参考にしてください。
Facebook広告の入稿手順
Facebookの広告入稿をするのであれば、「Facebook広告マネージャ」から操作するのがもっとも便利です。
上記リンクより、マネージャを立ち上げてください。
上記画像が、Facebook広告マネージャトップページです。
Facebook広告の入稿手順
入稿する広告の詳細な設定を入力して行きます。
左側のカラム(サイドバー)については、いったん無視しても構いません。
まずはマーケティングの目的(広告を出して獲得したいコンバージョン)を選択します。上記画像のとおり、11種類のコンバージョンからチョイス可能です。
ここでは仮に、「ブランドの認知度アップ」を選択しておきます。
基本的にどのコンバージョンを選択しても、手順に大きな違いはありません。
選択したら、画面下部に移動します。
上記画像のような表示が出てくるはずです。
ここで「広告アカウントを設定」をクリックしましょう。
A/Bテストについては、複数のFacebook広告を出す場合はオンにしておくのがよいでしょう。
今後のFacebook広告運用において役立たられる、貴重なデータを取得できます。
キャンペーン予算の最適化は、Facebook上で予算管理をする場合は選択しておいたほうがよいでしょう。
まずは国・通貨・時間帯を決定します。
完了したら、画像右下「次へ」をクリックして、次の設定画面へと進みます。
国内だけがターゲットであれば、デフォルトの設定で構いません。
ただし国外までターゲットとして考えるのであれば、時間帯についても考えておく必要があります。
もっとも重要なセッション、Facebook広告の詳細設定
次のセッションが、コンバージョンを獲得するうえでもっとも需要です。
Facebook広告をどうやって表示させるのか、詳細に設定していきます。
上記画像が、広告設定画面です。
まずは「新しいオーディエンスを作成」を作成しましょう。
ここがターゲティングに当たる操作です。
対象とするオーディエンスについては、以下のようなことが設定できます。
- 広告セット名
- 地域
- 年齢
- 性別
- 言語
- 興味関心
- つながり
興味関心は、任意でさまざまなものに設定できます。
つながりについては、「特定のユーザー層をフォローしている層」を限定するものです。
設定内容によって、画像右上のメーターが動きます。
メーターを見れば、リーチ数が適切か否かわかるようになっています。
逐次確認しながら、オーディエンスを作成していきましょう。
ちなみに一度作成したオーディエンスは、保存しておくことも可能です。
同様のFacebook広告を再び入稿する場合、再利用できます。
オーディエンス作成エリアの下部には、「配置」と「予算と掲載期間」を設定するエリアがあります。
配置は、Facebook上で広告が表示される場所を指定するものです。
手動配置を使えば、より意図に沿った位置に広告が表示されるようになります。
ただし入稿経験がない場合は、自動配置を選択するのがおすすめです。
予算と掲載期間については、いくら費用がかかるのか確認できます。
きちんと確認しておきましょう。
全ての入力が終われば、画面右下にある「次へ」をクリックします。
Facebook広告のクリエイティブ設定
最後にFacebookのクリエイティブ設定をおこないます。
アイデンティティでは「広告として出稿するアカウント」を選択します。
また、ビジネスのFacebookページにInstagramの投稿を連動させることも可能です。
画面下部に移動すると、広告構造を選択するエリアが表示されます。
- カルーセル
- 画像
- 動画
- インスタントエクスペリエンスの導入
を、選択します。
さらに広告に添付するテキストやリンクも追加できます。
メインテキストと見出しは、プロモートにおいて重要なものです。
忘れずに入力しておきましょう。
さらに下部へスクロールすると、トラッキング設定のエリアが表示されます。
ただし初回、および通常の入稿であれば、デフォルト状態にしておくことがおすすめです。
確認できたら、画像右下の「実行する」をクリックしてください。
支払い方法の選択画面が表示されます。
入力して「次へ」をクリック。
その後、最終確認をして、入稿する、という流れです。
以上で入稿の手順は終了です。
Facebook広告のクイック作成
やや煩雑なFacebook広告の入稿手順ですが、簡略化することも可能です。
常に画面右上には「クイック作成に切り替える」というボタンがあります。
これをクリックすると、簡単にFacebook広告が作成できます。
オーディエンス設定や広告セットが作成済みであれば、クイック作成のほうが時短になります。
過去に使ったFacebook広告を再度使う場合、たいへん便利な機能です。
まとめ
Facebook広告は、Facebook自体の特性を活かした、ナチュラルなプロモーション能力が魅力です。
冒頭でも述べたとおり、幅広いユーザー層をセグメント化して、的確にリーチできます。
Facebookで絶大なプロモーション効果を獲得したという例も数多くあります。
うまくいけば、掛けた費用をはるかに上回る効果が得られることもあるでしょう。
ちなみにTwitterやInstagramでの入稿方法も、下記に解説しています。
ぜひ、参考としてください。