Google Discoverとは、Googleアプリの機能で、2016年末に発表された「Google Feed(グーグルフィード)」のことです。2018年9月に「Google Discover(グーグルディスカバー)」と名称が変更されました。GoogleアプリまたはGoogle モバイル検索のホームページ(Googleモバイルウェブサイトの「メニュー」>「設定」>「Discover」でオンに)でGoogle 検索にしようとアクセスすると見えています。
ユーザーが興味や関心を持つであろうと推測されるコンテンツを自動で集め、表示してくれる機能です。特にユーザー側の設定は必要がないのが特徴です。
Google Discover機能により、Discoverでトラフィックを増やしているサイトがあります。
どうやったら、Google Discoverに掲載されるの?
Googleに関することやSEOで困ったことがあれば、Googleが解説してくれています。
基本的にはGoogleのヘルプ(Search Consoleヘルプ)を確認することをオススメします。今回のテーマでもあるGoogle Discoverに関するヘルプ記事はこちらです。
Google Discover対策のために(掲載させるために)特に何か行う必要はありませんが、従来のSEO対策通りに、興味をひく、有益なコンテンツを作ることが求められます。
Google Discoverに掲載されるためのポイント
1.ユーザーの関心を引くと思われる内容のコンテンツを投稿
2.コンテンツに高画質の画像を使用すること(幅 1200 px 以上)
GoogleによるとDiscover カードにサムネイル画像ではなく、大きな画像が表示されると、下記の向上が確認されていると発表されています。
- サイトのクリック率が 5%
- ページの閲覧時間が 3%
- ユーザー満足度が 3%
どうやってDiscoverからの流入がわかるの?
このリファラーを計測することが、難しく、アナリティクスでDirectをもとにチェックする必要がありました。また、 “discover.google.com”や“googleapis”、になるという話もありました。
Googleは、2018年にDiscoverを開始してから2カ月後に、Discoverの参照トラフィックの流入元を、discover.google.comから「Googleクイックサーチボックス(Google Quick Search Box)」や別ドメイン(「Google APIs」)に変更した。
Google Discover からのモバイル流入急増、媒体社ら認める|DIGIDAY[日本版]
Discover からのトラフィックは Google アナリティクス では Direct としてレポートされようです。
参照元が discover.google.com あるいは googleapis.com になるという話もありますが、これらは以前のものあるいはテスト的に利用されているリファラーです。
現在は、通常、直接のアクセスになります。リアルタイムアクセスで何度も確認しました。Discover に詳しい知り合いも同じ結論です。
Google Discoverからのアクセスを調べる方法|海外SEO情報ブログ
そして、2019年4月より、Discoverからのトラフィックは「Google Search Console(Googleサーチコンソール)」で確認できるようになりました。
Discoverをクリックすると
Google Search Consoleで成果の高いコンテンツやDiscoverでのコンテンツ表示回数などに関するインサイトを得ることができます。
レポートが表示されない理由
Google Search Console にDiscover の項目が表示されていないサイトもありますが、Discover へ掲載されていないサイトやレポートするほどではない場合は表示されません。Discoverのレポートの有無がサイト自体の品質の判断基準にはならないと言われています。
Discover のパフォーマンス レポートは、過去 16 か月間に Discover におけるプロパティのインプレッション数がしきい値に達した場合にのみ表示されます。
パフォーマンス レポート|Search Consoleヘルプ
情報の収集とGoogle Discoveの今後
SEOもできることやSEOにおいて注意しなきゃいけないこともどんどん変わってきます。Google広告もSEOも、情報収集能力と、仲間うちの情報交換に寄るところが大きいでしょう。
ある程度の技術的な知識と最新情報や傾向を知っているのと知らないのでは大きな違いがあります。GoogleやSEOに関しては、大抵のことは Search Consoleヘルプ に書いてありますが、参考にしながら事象に当たることをおすすめします。事象に対応する際に、 Search Consoleヘルプ の通り考えるわけでもなく、参考にしながら検証を繰り返して、何が効果があるかを探り、サイトを更新し続けることが重要だと思います。
Google Discoverは、流入を獲得したいパブリッシャーには期待できるものです。