広告や宣伝部に配属になって急に「チラシや宣伝のキャッチコピーを考えて欲しい」と依頼されても、どんなキャッチコピーがいいのかがわからないと思います。
そこで今回は、新任担当向け、もしくは広告や宣伝部が存在しない会社の担当者だけでなく、キャッチコピーを考える人すべてに役に立つだろう「キャッチコピーを作る際に意識するポイント」を紹介します。
まずキャッチコピーとは何でしょうか?
キャッチコピーとは、商品やサービスなどの告知や宣伝に用いられる文章です。キャッチコピーで商品の印象が決まるので、その商品やサービスの売れ行きや認知度にも大きく影響します。
大変、重要視されていて、キャッチコピーを考えるコピーライターという専門の仕事があるくらい重要です。
商品やサービスのキャッチコピーを考えることは、半年くらいで覚えたテクニックではどうにもなりません。逆にキャッチコピーを発注する側でも、良いキャッチコピーを引き出すには、半年や一年くらいの経験ではなかなか上手く行かないことが多いでしょう。
そこで今回は、初級編としてチラシやPOP、パンフレット、ブログ、メルマガなどの見出しやタイトルを考える際に役に立つ意識するポイントを紹介します。
メルマガやチラシでタイトルや見出しを考えるときに意識する3つのポイント
メルマガやチラシで少しでも興味を持ってもらい、さらに来店や購入に至っていただくには、人の気持ちを考えることが大切です。
Point1:突き放した表現をしてないか?
告知や宣伝などの見出しやタイトルで、突き放した表現をしてしまうと距離を人は感じてしまいます。変に距離を近づけても気持ち悪い、怪しいと思われてしまいます。適度で最適な距離感で情報や告知をするように意識してみましょう。
企業でも距離感ということは意識していることが多いでしょう。
ハウスウェルネスフーズ「ウコンの力」の例で学ぶ、距離感
商品の良さが伝わることを絶対条件にキャッチコピーを考えましたが、薬機法の観点から言えないことも多く、商品の難しいスペックを伝えても客との距離はなかなか縮まらないのではないかと悩んだそうです。
何も伝えてないキャッチコピー! 「いい感じの力のやつ」が話題に
距離感を意識することが、特に宣伝を行う上では、第一歩になります。商品の専門的なスペックを伝えても距離感が縮まらずに悩んでいた「ウコンの力」は商品の良さが伝わることを条件に、下記の「いい感じの力のやつ」と「力こそパワー」を考えたそうです。

さて、簡単な例を出します。どちらが距離感が近くに感じますか。
(1)●●●●、体験してください。
(2)●●●●、体験してみませんか?
(1)の方は自分で勝手に体験しなきゃいけないような突き放された感じを受ける人もいるかもしれません。(2)の方は投げてかけているので、サポートしてもらえそうだなという印象を与えます。
Point2:ネガティブになっていないか?
共感してもらうことで、使ってみたい!とか、通ってみたい!とか思うきっかけになります。また、ネガティブな表現だと自分のことではない!と受け取った側は無意識に思ってしまいがちです。
例えば、英語を勉強した方が、人生において選択肢が広がることは事実としてあります。色々なことができるチャンス、交流のチャンスが、母国語だけしか話せないより、断然広がります。
だけど、多くの人は勉強しないのではないでしょうか。その人達に共感してもらうには、どんなキャッチコピーがいいのでしょうか。
その層は、すでにずっと英語を勉強する機会を逸しているので、簡単には動かないですよね。ひょっとするサービス自体を考える必要があるかもしれませんね。
自虐ネタはネガティブな表現に入る?
また、高度なことになってしまいますが、自虐的なネタでもパワーがあるものはネガティブではありません。自虐を言うエネルギーで思わず笑わせちゃいましょう!
#自社製品を自虐してみた
— ルル【ぺんてる公式】 (@pentel_lulu) September 12, 2017
(´-`).。oO(「名前」って奥深いよね) pic.twitter.com/wqUUro3T0X
性格がネガティブな人が宣伝文を書く際はネガティブなってしまいがちなので、
- 将来のワクワク感や期待がある方がいい
- ネガティブなことは自分のことではないと思ってしまう
に気をつけましょう。
そして当たり前のことですが、ポジティブに説明した通り、サービスや商品も効果があるようにすべきです。もしサービスや商品が、宣伝と値段からおおよそイメージをした効果からかけ離れていたら失望されてしまいます。誰しも経験したくないですよね。特にサービスや商品の値段も高い場合に、全くイメージと異なってしまったら、精神的なダメージも大きいでしょう。
Point3:アクセルとブレーキを意識しているか?
購入に至るには、心理的なアクセルとブレーキがあると言われています。
アクセルとは?
例えば、便秘だとして、「腸の調子を整えたい!」「お腹が出てきて格好悪い!」などの心理に対して訴求するとアクセルを踏ませることになるでしょう。
では、ブレーキとは何でしょうか。
スポーツジムに入会するか迷いますよね。「定期的に通えるかわからない…」「ちょっと値段が高いな…」と言う気持ちはブレーキになります。
そのブレーキを取り除く訴求があれば、宣伝の中に盛り込みましょう。例えば、ブレーキを取り除くのは、キャペーンなどをやっていたら50%OFFなどの表現でしょう。ちょっとでもお得になることは、心理的にブレーキを取り除くことに有効です。
アクセルとブレーキを使って、訴求を!
アクセルとなる表現は、メルマガやパンフレットでは見出しやキャッチコピーに入れるようにしましょう。
ブレーキを取り除く表現は、アクセルとなる表現とともに見出しやキャッチコピーもしくは見出しの下のボディコピーや小見出しに使うといいでしょう。