Twitterの広告がもたらす効果は、正しくターゲティングすれば絶大なものになります。
すでに多くの企業が、Twitterによる広告活動を実践しています。
国内だけでも4,500万人は存在すると言われるユーザーへ、適切にリーチできるのはかなり魅力的です。
またTwitter広告だけで、とてつもないコンバージョンを獲得したという例は枚挙に暇がありません。
とはいえ、FacebookやInstagramへの入稿を優先し、Twitterは手付かずだという場合も多いでしょう。
いちがいには言えませんが、FacebookやInstagramでは得られないものを、Twitterで得られることもあります。
本記事ではTwitterにおける広告入稿の手順を、写真付きで詳しく解説します。
本記事を開きつつ手順を進めていけば、容易に入稿できるはずです。
Twitter広告の初期設定
Twitter広告を入稿するためには、初期設定が必要になります。
初期設定は、以下のような手順でおこないます。
まず、アカウントトップページにある「もっと見る」をクリック。
すると、上記のメニュがープルダウンにて表示されるはずです。
うち画像で背景が配色になっている部分、「Twitter広告」をクリックします。
上記画像のようなページへ偏移します。
今回は初期設定が必要なので、「Twitter広告を設定する」をクリック。
オートプロモートについては、Twitter広告の運用キャリアがある程度積まれたから利用することをおすすめします。
上記画像が、初期設定における最初の画面です。
国とタイムゾーンを設定します。
なお、画像文中にもあるとおり、国とタイムゾーンは後から変更・修正することはできません。
国内を対象にしたプロモーションであれば、タイムゾーンはデフォルト設定で問題はないでしょう。
ただし海外ユーザーへのリーチを考える場合、別なタイムゾーンに設定した方が合理的である場合もあります。
適切なタイムゾーンが設定できるよう、検討はしておきましょう。
国とタイムゾーンを設定すれば、初期設定は完了です。
Twitter広告を入稿する目的の設定
続いて、広告を入稿する目的の設定へ移ります。
Twitter広告の入稿において、たいへん重要なポイントです。
上記画像のように、8つの目的からチョイスできます。
適合する目的を選びましょう。
ここでは仮に、「ツイートのエンゲージメント」をコンバージョンとして解説します。
キャンペーン設定画面に変異します。
ここでは広告の基礎的な内容を設定します。
- キャンペーン名
- 支払い方法
- 日別予算
- 開始時期
を設定します。
詳細設定では、「集中化配信」も選択可能です。
ただし集中化配信で成果を出すには、じゅうぶんなマーケティングとリサーチが必要です。
最初から集中化配信を選択するのは、お勧めできません。
続いて、「広告グループ」の設定に移ります。
広告グループとは、簡単に言えば広告のおおまかな設定のことです。
広告グループ名、掲載開始・終了時期を設定します。
入札タイプとは、広告の落札に至る入札方法を意味します。
Twitterの広告は、課金制ではなく入札性です。
基本的にはデフォルトである「自動入札」で問題ありません。
続いて、「ターゲティング」の設定へ移ります。
Twitter広告によってじゅうぶんな広告効果を得るには、ターゲティングがひとつのポイントとなります。
徹底的に論理立てられたターゲティングを実施しましょう。
まず、広告をリーチしたいオーディエンス(=アカウント)を設定しましょう。
年齢層や性別、さらにオーディエンスの趣味志向まで反映できます。
具体的には、
- 特定のイベントに対して、関心を持っている
- 特定の映画やテレビ番組に関心を持っている
- 特有の行動特性を有している
- 特有のフォロー傾向がある
というようなところまで、絞り込んでターゲティングできます。
他にも利用端末の個別指定や、端末購入タイミングに則ったターゲティングも可能です。
適切なターゲティングを実施するには、緻密なマーケティングが必要です。
マーケティング情報に基づいて、設定するようにしましょう。
一方でさまざまなターゲティングを用いて、PDCAを回すのも有効です。
続いて、広告のクリエイティブ設定について。
クリエイティブ設定では、広告として利用するツイートを指定します。
また画面右部のプレースメントでは、配信先も策定できます。
有効に活用しましょう。
クリエイティブ設定が完了すると、広告入稿に関する最終確認が表示されます。
問題がなければ、Twitter広告の運用をスタートさせましょう。
Twitter広告運用時の注意点について
Twitter広告運用時には、以下のようなところに注意する必要があります。
より高度なTwitter広告について
今回解説したのは、基本的なTwitter広告の入稿方法です。
このTwitter広告の入稿補法で選択できるのは、もっともベーシックな形態のみとなっています。
より高度な運用を必要とする場合い「Twitterアナリティクス」からの入稿手続きが必要です。
ターゲティング設定について
Twitter広告が持つ最大の利点は、ターゲティング設定の詳細性・精密性です。
上述したとおり、かなり限定的なセグメントを割り出し、リーチできます。
一方でターゲティングが不十分だと、Twitter広告の効果は、正しく得られません。
繰り返しになりますが、ターゲティングについては、相当なクオリティが維持できるようにしておきましょう。
まとめ
上述してきたとおり、Twitter広告は、誰でも簡単に入稿できます。
費用も、よほど極端なレンジにしない限り、そうそう大きくはなりません。
にもかかわらず、リーチできるオーディエンスの数、ターゲティング機能はたいへん優秀です。
仮にその他のキャンペーン方法で成果が上がっていたとしても、Twitter広告を試してみる価値はあるでしょう。